数年前に、10回コースで開催した 女性起業UPルームの社会起業スクールの
参加者の方たちの中からは
その後、被災地フクシマに演奏家の演奏活動を届けるNPOを立ち上げたり、
子どもを地域で見守る駄菓子屋を開きつつ
認知症の高齢者の方を見守る在宅介護者の方や、施設の方たちが集まる「認知症カフェ」
などの取組みを始めた方がいらしたり、
地域の「親子の集いの広場」事業を受託されたり、などなど、
それぞれに 地域や 困っている方のために 活動を始めた方もいらっしゃいます。
今回、横浜市の特定創業支援事業として 全5回で 社会起業スクールを開講することになりました。
ソーシャルビジネスの立ち上げ支援の実績を多くもつ
NPO法人E TIC.横浜ブランチマネージャー
田中多恵 氏を コーディネータに、
また、 資金計画や事業プランの指導には 中小企業診断士の為崎緑 先生を
お招きし、
社会起業のお手本となる 4つの団体の現場視察会2回を 盛り込みながら
事業プランを考える内容になっています。
現場視察会で伺う場所は
●よこはまPor t For(西区) -NPO法人ブリッジフォースマイル-
児童養護施設の退所者の居場所事業を横浜市から受託し、その理念に共感する行政・企業・市民団体のほか、多くのボランティアスタッフを巻き込みながら、支援の輪や活動領域を広げるブリッジフォースマイル。社会起業に必要なビジョンの伝え方や運営の工夫について、うかがいます。
(http://www.b4s.jp)
●いのちの木(都筑区)-NPO法人五つのパン-
いのちの木では、拡大する地域の福祉ニーズを、多世代型交流により編み出される地域住民の力で受けとめ支える場づくり、市場づくりに取り組んでいます。本づくりの技術を継承し、手づくり感あふれる本づくりの市場開拓をめざす「本づくり学校」、シニア女性の編み物サークル×アーティストで新たな会社を立ち上げる活動などについて、うかがいます。
(http://www.inochi-no-ki.com)
●こまちカフェ(戸塚区) -NPO法人こまちぷらす-
「子育てをまちでプラスに」を合言葉に始まった、子育て中の女性たちの活動が、横浜市に新しい親子の居場所を提案するプロジェクトに発展!カフェ活動から2年後には「ヨコハマ市民まち普請事業」の整備助成対象事業に選ばれ、2014年5月にこまちカフェをオープンしました。開設までの道のりやワークシェアをとりいれた運営の工夫等について、うかがいます。(http://comachiplus.org/wp/)
●かつら工房・サンライズ(栄区) -NPO法人みちくさみち-
精神障がいの家族会から始まった活動が、N P O法人として独立して10年。今では、地域に親しまれる、パンとカレーの店「ぷらさんぬ」として、精神障害者約70名が働く場になりました。心の病をもつ仲間が、誇りをもって、楽しく働くための工夫、福祉事業からプロのパン屋への転向、そして地域のアーティストと福祉事業所のコラボでオリジナル製品を生み出すプロジェクトなどについて、うかがいます。
(http://mitikusamiti.net/)
【日時】 : 2015年(全5回)
1月27日、2月3日、10日、17日、3月3日(全火曜日) 9:30~12:30
【参加費】 :
9,000円(市外料金10,000円)、
経済的に困難な方は参加費の免除制度あり。詳細はお問い合わせください。
テキスト代500円(免除対象外)。
【定員】 :社会起業をめざす女性25人
【保育】 :1歳半〜未就学児まで、有料、先着順。(保育料の免除制度あり)
保育の申し込みは「フォーラム子どもの部屋」電話:045-862-4750
【申込方法】 :
申込書に入力の上、メール添付または会場住所に郵送で提出。
1月20日締切(先着順)
申込書のダウンロードはこちら ≫≫ 社会起業スクール申込書
申込書送信先:yjkoza@women.city.yokohama.jp
【主催】 : 男女共同参画センター横浜
【問合せ先】 : フォーラム事業課
電話:045-862-5052
社会起業には
資金的に継続させていく難しさと 応援してくれる人たちをいかに巻き込んでいくかの難しさ、
の2つのポイントがあります。
ぜひ、現場視察会で 先行事例に 学んで その知恵を伺ってみてください。