女性起業家たまご塾修了生の 第13期(2019年度)増島佐和子さん。
ご自身も会社員として働きながら子育てされた経験からPTAのあり方に疑問を持たれ、「PTAはもっとラクちんでいい。」のコンセプトを元にPTAの役員業務をアウトソーシングできる仕組みPTA’s(ピータス)を立ち上げられました。
女性起業家たまご塾に参加当初は、別のプランで試行されたりしていましたが、
その後、働く女性が増える中でも旧態依然としたPTAの運営の問題点改善の方向性に切り替えられ、神奈川県のアクセラレーションプログラムに採択されて、プランをブラッシュアップ。
メディア露出や企業へのアプローチなど、ぐんぐん行動力を発揮されていかれました。
そうはいっても、役員が毎年変わり、誰が決定権を持つのか分かりにくいPTA。
導入を決めるPTAさんを、少しずつ増やしていく努力を続けていらっしゃいましたが、
数年前から、読売新聞などで取り上げられるようなことが増えてきて、お名前を拝見するようになっていましたが、ここに来て、NHKやテレビ朝日、読売テレビなどで紹介されています!
私個人の経験でも、子ども一人に対して卒業までに1回は役員を、とノルマが課され、
仕事の調整をして出た役員の集まりでやった仕事が、運動会の立て看板を飾る花をちり紙で折る仕事だった時には、力が抜けそうになりました(笑)
働く女性が増えた今、より、PTAの仕事も効率化、本当にやるべきことに集中したい意識が強まっているでしょうね。
時代が変わっていく中、先行して読み取り、アウトソーシング先企業と提携して、実際に実現可能にする仕組みを作られたことが本当に素晴らしいと思います。
女性の起業は、世の中を変えていきますね。
ますますのご活躍が楽しみです!
(女性起業UPルーム ナビゲータ 吉枝 ゆき子)