神奈川県が表彰する「かながわ子ども・子育て支援大賞」の18回目の受賞者が先日発表され、女性起業家たまご塾14期の修了生、元保育士のじつなりことみさんが見事、大賞に選ばれました!
受賞した「ことさんち」という取り組みは、様々な形の親子が特別視されることなく生きやすい社会を作ることを理念として、養子縁組・養育里親の当事者同士が、親子となった経緯に関係なくつながり、共に過ごすことのできるあそび場の提供をされています。
以前、女性起業家たまご塾の修了生調査の一環で、起業の経緯や今の取り組みなどを伺った動画でもお話いただきました。
【YouTube動画】女性起業家起業体験談インタビュー 保育士から親子の遊び教室~里子親子支援へ女性起業事例
日本でも養子縁組や里親の元育つ子供たちは増えていますが、親も子も、それを周りの友達、知人に隠して過ごすことも多く、同じような境遇で育つ親同士も子供同士も、つながる場がありません。
アメリカでは、「ステップファミリー」であることを公言することは普通なんだそう。
同じ境遇の友達がいれば、それほど特別なことでもないと思えるでしょうし、同じ親子関係のもの同士でつながれば相談しあえることもあるかもしれませんね。
幸せな親子関係につながる、すばらしい取り組みだと、私も応援したい気持ちでいっぱいになりました。
審査員からも「共生社会において有効な取り組み」と絶賛の声が上がったそうです。
ありそうでなかった、日本での新しい取り組み。
地域を超えて広がっていってほしいです。
(女性起業UPルーム ナビゲータ 吉枝 ゆき子)